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【豊島区編】賃貸物件で民泊をする際の相場と物件の探し方

  • 2024年11月30日

池袋や巣鴨といった観光地を擁する豊島区は、国内外からの旅行者に人気のエリアです。

民泊に興味はあるけれど、賃貸物件で本当にできるのか、また実際の家賃相場や民泊の需要がわからないと不安に思う方もいるはずです。

そこで今回は、豊島区の家賃の相場や平均稼働率などの民泊市場のデータをご紹介します。物件選びや料金設定にぜひ活用してみてください。

賃貸物件で民泊はできるのか

賃貸物件での民泊は転貸とみなされるため、オーナーからの転貸許可が必要です。

許可なしに運営すると契約違反となり、運営ができなくなる可能性もあるので気を付けましょう。物件を探す際には、オーナーに転貸と民泊の運営も可能かどうかを確認することが大切です。

また、近年は民泊ができる賃貸物件を探せるサイトが増えてきているため、民泊可能物件から探してみるのもおすすめです。

転貸と民泊について詳しく知りたい方には、こちらの記事もおすすめです。

豊島区で民泊を始める際に知っておきたいこと

豊島区で民泊を始めたい人は、以下の2点について知っておきましょう。

  • 上乗せ条例
  • 届出の手順

地域の条例や届出の方法については、あらかじめ把握しておくことで準備がスムーズに進みます。

上乗せ条例

豊島区は、制限区域や曜日制限などの上乗せ条例はありません。そのため、運営者にとっては物件を選びやすく民泊を始めやすいのがメリットです。

巣鴨の地蔵通り商店街や池袋サンシャインシティなど観光地も豊富で、昔ながらの日本の風景から現代のポップカルチャーまで幅広く楽しめるのが豊島区の魅力です。

物件のあるエリアの特性を活かした民泊をしながら、収入アップを目指していきましょう。

届出の手順

豊島区で民泊を始める際には、民泊新法での届出を行います。

まずは、物件が居住要件や設備要件を満たしているかを確認しましょう。制限区域に当てはまらないか、マンションの管理規約や転貸に関する契約確認も必須です。

必要な書類を集めて届出が完了すれば、標識を受け取って運営が開始できます。運営開始後も定期的に報告を行う必要があるため、しっかりとした管理体制を整えることが大切です。

詳しい届出の方法については、豊島区のHPをご確認ください。また、こちらの記事でも必要書類について解説しています。
関連記事:民泊の許可申請のやり方を解説!事前の確認事項と必要書類は?

豊島区の賃貸相場

豊島区の家賃相場は、以下の表の通りです。

ワンルーム8.3万円
1K9.4万円
1DK12.3万円
1LDK16.3万円

主要駅の平均家賃も見てみましょう。

池袋駅ワンルーム:9.1万円1K:10.4万円
駒込駅ワンルーム:8.5万円1K:9.9万円
大塚駅ワンルーム:8.9万円1K:11万円
下板橋駅ワンルーム:8.5万円1K:9.2万円
目白駅ワンルーム:9.5万円1K:10.2万円

主要駅である池袋や高級住宅街として知られている目白駅は、家賃相場が高いです。

池袋駅は大型商業施設や飲食店などが充実していることから、民泊を利用する人にとっては便利な場所ですが、家賃が高いため、稼働率をキープする必要があります。

駒込駅や下板橋駅は池袋から近く、雰囲気も落ち着いているので、主要エリアから近い場所で民泊をしたい方におすすめです。

豊島区の民泊市場

豊島区は、上乗せ条例がないことやアクセス面が良いことから、宿泊単価が20,000円を超えています。

(データ元:AirDNA

平均稼働率平均宿泊単価物件数
75%23,400円1625

物件数も非常に多く、民泊需要の高さが伺えます。

家賃相場が高い地域では、繁忙期に合わせて高めの料金設定をすることで利益を確保しやすくなるでしょう。

区内で観光が楽しめるだけでなく、新宿駅や東京駅などの他エリアへも行きやすい立地なので、東京観光の滞在にぴったりな場所です。

豊島区の民泊可能な賃貸物件の探し方

豊島区で民泊ができる賃貸物件を探す際は、不動産サイトや民泊専用のプラットフォームを活用できます。

不動産サイトで気になった物件があれば、直接問い合わせて民泊ができるか確認してみましょう。

ただ、賃貸物件は民泊NGなところも多いため、効率良く物件探しをしたい場合は民泊ができる物件を紹介しているサイトの利用がおすすめです。

また、地元の不動産業者に相談して物件の紹介を依頼すると、民泊に適した物件を紹介してくれる可能性があります。

物件の探し方については、こちらの記事を参考にしてみてください。
関連記事:民泊の許可申請のやり方を解説!事前の確認事項と必要書類は?

まとめ

豊島区は、池袋駅や目白駅は家賃が高いですが、下板橋駅や千川駅などの周辺は比較的家賃が安いです。

家賃が高いと宿泊料金も高めに設定する必要があるため、立地と家賃のバランスをよく考えて物件を選ぶのが重要です。

料金を決める前に、必ず競合物件の値段も調べて適切な値段を決めましょう。

本記事のポイントを踏まえて、豊島区での民泊事業の成功に向けた準備を進めていきましょう。

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【文京区編】賃貸物件で民泊をする際の相場と物件の探し方

2025年1月27日

文京区は、都心から近い場所にありながら落ち着いた住環境と都内でも屈指の文京地区として知られているエリアです。 都内の主要駅へのアクセスが良く、観光を楽しめる商業施設も多いです。 家賃相場はエリアによってばらつきがあるため、物件を探したい地域の相場を前もって知っておく必要があります。 そこで今回は、文京区の家賃の相場や平均稼働率などの民泊市場のデータをご紹介します。 物件選びや料金設定にぜひ活用してみてください。 賃貸物件で民泊はできるのか 賃貸物件での民泊は転貸とみなされるため、オーナーからの転貸許可が必要です。 許可なしに運営すると契約違反となり、運営ができなくなる可能性もあるので気を付けましょう。 物件を探す際には、オーナーに転貸と民泊の運営も可能かどうかを確認することが大切です。 また、近年は民泊ができる賃貸物件を探せるサイトが増えてきているため、民泊可能物件から探してみるのもおすすめです。 転貸と民泊について詳しく知りたい方には、こちらの記事もおすすめです。関連記事:転貸物件で民泊をするときに必要な手続きや運営のポイント 文京区で民泊を始める際に知っておきたいこと 文京区で民泊を始めたい人は、以下の2点について知っておきましょう。 地域の条例や届出の方法については、あらかじめ把握しておくことで準備がスムーズに進みます。 上乗せ条例 文京区の上乗せ条例は、以下の通りです。 制限する区域 文京地区住居専用地域住宅地域準工業地域 民泊ができる日 週末のみ 制限区域が区内のほとんどを占めるため、条件が少し厳しいのが特徴です。 週末のみの営業でどれほどの収益を見込めるか、事前に計算をしっかりとしておきましょう。 届出の手順 文京区で民泊を始める際には、民泊新法での届出を行います。 まずは、物件が居住要件や設備要件を満たしているかを確認しましょう。 制限区域に当てはまらないか、マンションの管理規約や転貸に関する契約確認も必須です。 事前周知については、届出をする15日前までに行うよう定められています。 必要な書類を集めて届出が完了すれば、標識を受け取って運営が開始できます。 運営開始後も定期的に報告を行う必要があるため、しっかりとした管理体制を整えることが大切です。 詳しい届出の方法については、文京区のHPをご確認ください。 また、こちらの記事でも必要書類について解説しています。関連記事:民泊の許可申請のやり方を解説!事前の確認事項と必要書類は? 文京区の賃貸相場 文京区の家賃相場は、東京都全体の平均価格より少し高めです。 ワンルーム 10万円 1K 10.2万円 1DK 13.4万円 1LDK 17.3万円 では、主な主要駅の相場も見てみましょう。 本駒込駅 ワンルーム:8.8万円1K:9.7万円 湯島駅 ワンルーム:13.2万円1K:11.8万円 春日駅 ワンルーム:9.2万円1K:10.6万円 護国寺駅 ワンルーム:9.1万円1K:9.7万円 本郷三丁目駅 ワンルーム:13.1万円1K:11.4万円 湯島駅は上野駅まで徒歩で行けるため、交通機関の使い勝手が非常に良い駅です。 本駒込駅は、東京駅や上野駅まで20分ほどでアクセスできます。 本郷三丁目駅と湯島駅は、文京区の中でも東京大学や順天堂大学などがあるエリアなので、家賃も相場より高くなっています。 […]

民泊物件の探し方と後悔しないためにおさえておきたいポイント

2024年9月18日

民泊を始める前に、まずは物件探しで悩んでいる方はいませんか?物件を探すときは、探し方や家を選ぶポイントを知っておくことが大切です。 そこで今回は、民泊物件の探し方やおさえておくべきポイントを紹介します。これから民泊を始める方は是非参考にしてみてください。 民泊ができる物件とは? 民泊用の建物は、民泊ができる条件を満たしていることが重要です。 以上の4つが設けられていなければなりません。 地域の条例や法律に従って適切な手続きを行い、民泊新法に基づいて一定の条件を満たした物件のみが民泊として運営できます。まずは、民泊の物件を選ぶ前に法的要件について確認しましょう。 民泊物件の探し方 民泊に最適な物件を探す際には、いくつかの方法から自分にあった条件のものを見つけることが重要です。通常の不動産会社だけでなく、ポータルサイトなども合わせて比較していくといいでしょう。 不動産ポータルサイトを使う 不動産ポータルサイトを利用して、自分の希望に合った民泊物件を効率的に探しましょう。サイトでは、全国各地の物件情報が豊富に掲載されています。 また、価格帯や立地、間取り、築年数などの条件を指定できるので、細かい絞り込み検索ができます。地図検索機能も提供されているため、物件の周辺環境やアクセスの良さを確認しておくことも大切です。 民泊運営代行業者や民泊仲介業者に当たる 民泊運営代行業者や民泊仲介業者に相談するのもおすすめの方法です。民泊に特化している業者の目線から、物件探しのアドバイスをくれたり運営サポートまでをスムーズに進めてくれたりします。 物件の選定だけでなく、運営に必要な許可取得やインテリアコーディネート、清掃サービスの手配など、運営に関するトータルサポートをしてくれるのも魅力です。 民泊物件専門ポータルサイトを使う 民泊物件専門のポータルサイトを利用するのもひとつの方法です。民泊に特化した物件情報を集約しており、一般的な不動産ポータルサイトでは見つけにくい物件も多く掲載されています。 民泊物件専門ポータルサイトは、検索機能が充実しているのが大きな利点です。地域や価格帯、物件の種類など、細かい条件で絞り込むことができるため、自分のニーズに合った物件を効率的に見つけることができます。 「届出住宅一覧」を参照する 民泊物件を探す際に、自治体が提供する「届出住宅一覧」を参照するのもおすすめです。「届出住宅一覧」とは、各自治体が民泊運営を許可した物件のリストを公開しているものです。 自治体の公式ウェブサイトや自治体の窓口で閲覧が可能で、アパートやマンションが記載されている際は同じ建物内で空き部屋がないか問い合わせることもできます。 物件の所在地や物件の種類、許可の有効期間などが詳細に記載されているため、安心して民泊運営を始めるための基礎情報を得ることが可能です。 空き家を探す 「空き家バンク」を利用して、地方や郊外の多くに存在する空き家を探すこともできます。空き家バンクは、自治体が運営する空き家情報をデータベースから簡単に検索できるものです。 他にも、不動産会社や地元の不動産業者に相談することもおすすめです。空き家をリノベーションすることで独自の魅力を持つ民泊物件にするだけでなく、空き家問題の解消にも繋がります。 民泊物件を探す前に決めること 物件を探す前に、まずは以下の2点について決めておくと希望の家を探しやすくなります。 ここでは、それぞれのメリットとデメリットを解説していきます。 購入か賃貸か 家を購入したいか賃貸物件で民泊を行いたいかを考えてみましょう。 購入 家の購入は、物件の所有権を持つことができるのがメリットです。観光地や人気エリアに位置する物件であれば、将来的な資産価値の上昇で投資としての価値が見込めるでしょう。物件の改装やインテリアの変更など、自分の好みに合わせて自由にカスタマイズできるのも魅力です。 一方で、初期費用が高額になり、長期的なローン返済になるのがデメリットです。また、物件の維持費や修繕費、固定資産税などのランニングコストも考慮しなければなりません。 賃貸 賃貸契約であれば、初期費用をおさえて民泊を始められるのがメリットです。家を買う場合に比べて物件の維持費や修繕費、固定資産税といったコストの負担が少なくなります。 また、賃貸契約期間が終了すると簡単に他の物件に移ることができるため、柔軟な運営ができるのも魅力です。 一方で、民泊運営をオーナーに受諾してもらわなければ始められないというデメリットがあります。内装の変更の自由度も限られているため、どこまで改装できるかを前もって確認しておくことも大切です。 一軒家か集合住宅か 一軒家と集合住宅には、それぞれ違ったメリットとデメリットがあります。一軒家と集合住宅のメリットとデメリットをチェックしましょう。 一軒家 一軒家は、内装や外装を自由にカスタマイズできる点が強みです。自分のスタイルやテーマに合わせてデザインすることで、他の物件との差別化を図ることができます。 さらに、一軒家はプライバシーが確保されやすく、ゲストが他の住人と共有するスペースがないという良さがあります。庭や駐車場がある場合も多く、家族連れやグループ旅行者にとっても魅力的です。 ただし、庭の手入れや建物の修繕など、定期的なメンテナンスが必要となるため、コストや労力がかかることがネックになります。 集合住宅 集合住宅は、都市部や交通の便が良い場所に位置していることが多く、観光客にとってアクセスがいい点が強みです。管理費の内訳にメンテナンスや修繕が含まれるためコストパフォーマンスが高く、初期費用も少なく抑えられるメリットがあります。 一方で、集合住宅には他の住人との共用スペースが存在するため、騒音やプライバシーの問題が発生する可能性があげられます。集合住宅で民泊を行う際は、他の住人との関係や管理規約に注意が必要です。 物件選びでおさえておきたいポイント 最後に物件選びで抑えておくべきポイントは、以下の3つです。 内見に行く際は、これから紹介するポイントを意識してみましょう。 立地 民泊の売上に大きく関わるのが、物件の立地です。空港や街の中心地からのアクセスは、旅行者が宿泊先を探す際の判断材料になりやすいです。 そのため、主要な交通機関へのアクセスの良さや観光スポットに近いかどうかが大きなポイントとなります。アクセスだけでなく、近隣にスーパーやコンビニ、商店街などがあると、さらに利便性が高くなるため、立地にはこだわりましょう。 周辺の観光スポット 民泊の利用者は、観光スポットへのアクセスの良さを重視する人も多いため、物件の近くに人気の観光地があると大きなアピールポイントになります。 例えば、歴史的な名所や美術館、テーマパーク、自然公園などが近隣にあると、宿泊客にとっての魅力が増します。物件周辺の観光スポットを事前にリサーチしておくこともおすすめです。 景色 […]

【中央区編】賃貸物件で民泊をする際の相場と物件の探し方

2025年1月27日

中央区は東京の中心地に位置し、国内外からの訪問者にとって人気のエリアです。 アクセス面も良いことから、中央区での民泊に興味がある人も多いでしょう。 しかし、民泊を始めるにあたって、家賃相場や物件の探し方などを知っておく必要があります。 そこで今回は、中央区の家賃の相場や平均稼働率などの民泊市場のデータをご紹介します。 物件選びや料金設定にぜひ活用してみてください。 賃貸物件で民泊はできるのか 賃貸物件での民泊は転貸とみなされるため、オーナーからの転貸許可が必要です。 許可なしに運営すると契約違反となり、運営ができなくなる可能性もあるので気を付けましょう。 物件を探す際には、オーナーに転貸と民泊の運営も可能かどうかを確認することが大切です。 また、近年は民泊ができる賃貸物件を探せるサイトが増えてきているため、民泊可能物件から探してみるのもおすすめです。 転貸と民泊について詳しく知りたい方には、こちらの記事もおすすめです。関連記事:転貸物件で民泊をするときに必要な手続きや運営のポイント 中央区で民泊を始める際に知っておきたいこと 中央区で民泊を始めたい人は、以下の2点について知っておきましょう。 地域の条例や届出の方法については、あらかじめ把握しておくことで準備がスムーズに進みます。 上乗せ条例 中央区では、区全体で週末しか営業できません。 マンションが多く、平日は区民が不在になることも多いため、月曜日〜金曜日の民泊の実施は制限されています。 週末の稼働のみになるので、高い収益を得るのが難しい場合もあるのがデメリットです。 届出の手順 中央区で民泊を始める際には、民泊新法での届出を行います。 まずは、物件が居住要件や設備要件を満たしているかを確認しましょう。 制限区域に当てはまらないか、マンションの管理規約や転貸に関する契約確認も必須です。 必要な書類を集めて届出が完了すれば、標識を受け取って運営が開始できます。 運営開始後も定期的に報告を行う必要があるため、しっかりとした管理体制を整えることが大切です。 詳しい届出の方法については、中央区のHPをご確認ください。 また、こちらの記事でも必要書類について解説しています。関連記事:民泊の許可申請のやり方を解説!事前の確認事項と必要書類は? 中央区の賃貸相場 都心3区のひとつである中央区は、家賃相場が高いエリアです。 ワンルーム 12.1万円 1K 12.1万円 1DK 14.5万円 1LDK 20.6万円 主な主要駅の家賃相場は、以下の表の通りです。 日本橋駅 ワンルーム:14.7万円1K:11.7万円 銀座駅 ワンルーム:15.8万円1K:14.3万円 新日本橋駅 ワンルーム:12.4万円1K:12.1万円 月島駅 ワンルーム:11.8万円1K:9.1万円 人形町駅 ワンルーム:12万円1K:12.1万円 東京駅まで徒歩で行ける日本橋や新宿駅まで乗り換えなしでアクセス可能な銀座駅は、家賃が高くなっています。 しかし、新日本橋駅や月島駅のように、便利でありながらも家賃が比較的安い駅もあります。 新日本橋駅は、東京駅や神田駅まで歩いてアクセスできるため、立地が非常に良いエリアです。 中央区の民泊市場 中央区は上乗せ条例もあることから物件数は少なめですが、都心部に位置するため、宿泊単価は高いです。 (データ元:AirDNA) 平均稼働率 平均宿泊単価 […]

【港区編】賃貸物件で民泊をする際の相場と物件の探し方

2024年12月23日

港区は、六本木や東京タワー、お台場などの観光スポットに加えてテレビ局や大使館なども多い区です。 また、新宿区や千代田区などと合わせて主要区のひとつでもあります。 港区の家賃は高いというイメージがあるかもしれませんが、民泊の経営戦略を立てていくためにも、実際の相場を知ることはとても大切です。 そこで今回は、港区の家賃の相場や平均稼働率などの民泊市場のデータをご紹介します。 物件選びや料金設定にぜひ活用してみてください。 賃貸物件で民泊はできるのか 賃貸物件での民泊は転貸とみなされるため、オーナーからの転貸許可が必要です。許可なしに運営すると契約違反となり、運営ができなくなる可能性もあるので気を付けましょう。 物件を探す際には、オーナーに転貸と民泊の運営も可能かどうかを確認することが大切です。 また、近年は民泊ができる賃貸物件を探せるサイトが増えてきているため、民泊可能物件から探してみるのもおすすめです。 転貸と民泊について詳しく知りたい方には、こちらの記事もおすすめです。関連記事:転貸物件で民泊をするときに必要な手続きや運営のポイント 港区で民泊を始める際に知っておきたいこと 港区で民泊を始めたい人は、以下の2点について知っておきましょう。 地域の条例や届出の方法については、あらかじめ把握しておくことで準備がスムーズに進みます。 上乗せ条例 港区では、家主不在型の場合は以下のような制限が設けられています。 制限地域 民泊ができる期間 住居専用地域文京地区 4月1日〜4月10日7月10日〜8月31日12月20日〜1月10日3月20日〜31日 制限地域では、上記に記されていない期間は民泊の営業はできません。制限区域は、高輪地区や麻布地区、赤坂地区などにかけて広がっています。 家主不在型だと、物件を探せる範囲が狭くなってしまうため、家主居住型での民泊がおすすめです。家主居住型は制限区域など関係なく稼働できます。 届出の手順 港区で民泊を始める際には、民泊新法での届出を行います。 まずは、物件が居住要件や設備要件を満たしているかを確認しましょう。制限区域に当てはまらないか、マンションの管理規約や転貸に関する契約確認も必須です。 事前周知については、届出をする14日前までに行うよう定められています。必要な書類を集めて届出が完了すれば、標識を受け取って運営が開始できます。 運営開始後も定期的に報告を行う必要があるため、しっかりとした管理体制を整えることが大切です。 詳しい届出の方法については、港区のHPをご確認ください。また、こちらの記事でも必要書類について解説しています。関連記事:民泊の許可申請のやり方を解説!事前の確認事項と必要書類は? 港区の賃貸相場 港区は、23区の中でも家賃が非常に高いエリアです。 ワンルーム 13.5万円 1K 12.6万円 1DK 16.8万円 1LDK 27.6万円 主な主要駅の家賃相場は、以下の通りです。 品川駅 ワンルーム:12.7万円1K:11万円 新橋駅 ワンルーム:14.9万円1K:13.3万円 青山一丁目駅 ワンルーム:12.8万円1K:14.6万円 六本木駅 ワンルーム:16万円1K:15.6万円 田町駅 ワンルーム:11.9万円1K:11.8万円 港区は、駅の数が33と主要5区の中では最も多くなっています。 そのため、表で紹介している駅の他にも主要駅はたくさんあり、どこに住んでも便利なエリアです。 繁華街やオフィスビル、大使館などが多く集まるため家賃は高いですが、治安の良さや華やかさも兼ね備えている魅力度の高い街です。 港区の民泊市場 港区は立地の良さや見どころの多さから、宿泊需要や宿泊単価が高くなっています。 (データ元:AirDNA) 平均稼働率 […]

民泊で資格は必要?あると便利な資格をご紹介!

2024年9月18日

皆さんは、民泊に関連する資格や法律がどのぐらいあるのかご存知ですか?事業を始める前に、まずは法律や資格について理解しておくことがとても大切です。 そこで今回は、民泊ビジネスをするにあたって持っておくと便利な資格をご紹介します。資格を取りたいと考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。なお、法令などは順次改訂されるため、最新情報を取り入れておきましょう。 民泊をするのに資格は必要? 民泊を運営するうえで、資格は必須なわけではありません。しかし、家主不在型で自分で運営する場合には、住宅宿泊管理者への登録が義務付けられています。 また、住宅宿泊事業法(民泊新法)に基づいた自治体への届出も必要です。他にも、民泊に関連して運営に役立つ資格もあるので確認しておきましょう。 民泊運営であると有利な資格 民泊運営を行うにあたって有利な資格とは、どのようなものがあるのでしょうか?ここでは、持っておくと役立つ資格と要件、取得方法をご紹介します。 事業に役立つ資格があれば、ぜひ取得を検討してみましょう。 宅地建物取引士 宅地建物取引士は、不動産取引に関する専門知識を持ち、契約書の作成や重要事項の説明を行うことができる資格です。 取得要件 取得方法 宅建の資格を持っていると、民泊物件の購入や賃貸契約をスムーズに進めることができるメリットがあります。 民泊適正管理主任者 民泊適正管理主任者は、民泊施設の適正な管理と運営を確保するために必要な知識と技能を持つことを証明する資格です。 取得要件 取得方法 具体的には、施設の衛生管理、安全対策、法令遵守など、民泊運営における基本的な管理業務を適切に行うためのスキルを習得します。実務経験がなくても受けられる資格なので、取得までのハードルが低いのも嬉しいポイントです。 民泊適正管理主任者の資格を持つことで、ゲストに対して安心・安全な宿泊環境を提供することができます。 一級建築士 一級建築士は、建築物の設計や工事監理を行うための国家資格であり、民泊施設の新築や改修工事を自ら設計・監理することが可能となります。 受験資格 取得方法 建物の耐震性や防火対策、バリアフリー対応など、ゲストの安全と快適さを最大限に考慮した設計が実現できます。 旅館業法の図面作成は、細かい規定があるため、一級建築士に依頼することが多く、自分で図面を引きたい場合は資格が必要になります。 受験のハードルは高いですが、二級建築士の資格を持っていたり実務経験を積んだりした方は、取得を検討してみても良いでしょう。 賃貸不動産経営管理士 賃貸不動産経営管理士は、物件の管理や運営に関する法令や実務に精通した専門知識を持つ資格です。 取得要件 取得方法 賃貸物件の維持管理や修繕、清掃など、賃貸不動産に関する幅広い業務のノウハウを身につけられるのが特徴です。 また、賃貸不動産経営管理士の資格を持つことで、賃貸契約の締結や更新、解約手続きなどの法的手続きをスムーズに行うこともできます。 具体的には、適切な賃料設定や空室対策、マーケティング戦略などを考えることで物件の稼働率アップに繋げられます。 管理業務主任者 管理業務主任者は、マンションやアパートなどの集合住宅の管理業務に関する専門知識を持つ資格です。 取得要件 取得方法 受験資格は特にありませんが、登録をする場合は実務経験が必要となります。管理業務主任者の資格は、建物の維持管理や修繕計画の立案、実施に関する知識を持つことができ、民泊物件のメンテナンスを効率的に行うことができます。 マンション管理の知識があると、管理組合から民泊の許可をもらう際に好印象を与えられるでしょう。 自分で民泊を運営したいなら「住宅宿泊管理業者」に登録する 自分で民泊を運営したいなら「住宅宿泊管理業者」に登録しましょう。住宅宿泊管理業者とは、民泊物件の管理を専門に行う業者のことを指し、適切な運営を行うための知識とスキルを持っています。 主な業務内容は、以下の通りです。 住宅宿泊管理業者に登録するためには、いくつかの要件を満たす必要があるため、まずは要件を確認しましょう。 登録要件 登録要件は以下の4つで、いずれかを満たしている必要があります。 上記のどれにも当てはまらない場合は、そもそも住宅宿泊管理業者としての登録はできないため、注意しましょう。 登録方法 住宅宿泊管理業者の資格は、5年ごとに更新しなければいけないため、取得した後も更新は忘れず行いましょう。 住宅宿泊管理業者は要件緩和へ 近年、民泊市場の拡大に伴い、政府は2025年度に国交省令を緩和する方針を発表しています。 緩和条件 必要条件 この要件緩和の背景には、観光業の振興や地域経済の活性化を図る目的があります。 特に、地方都市や観光地では、民泊が地域の宿泊施設不足を補う重要な役割を果たすことになるでしょう。要件緩和で登録へのハードルが低くなるため、より民泊に参入しやすくなります。 民泊を始めるなら知っておくべき3つの運営形態 […]